PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい) | 完治を目指して――。

メッセージ

PPPDで苦しんでいる方へ向けた私なりのメッセージです。

この病気は「PPPDである」という診断結果を得ることが難しく感じます。

私も脳神経内科、心療内科、整形外科、眼科、耳鼻科、総合病院とすがる想いで毎日のように病院にかかり、

その度に「異常なし」「原因不明」と医師に告げられ、絶望の淵に立たされました。

この苦しみはきっと体験した者にしか理解できないはずです。

だから私はPPPDと闘っている方々のブログなどを拝見してみました。

しかし、情報数が圧倒的に少なく、あまつさえ病状や薬の効果などに個人差があるため、

統計立てた判断がしづらい状況でした。

私の話になってしまっていますが……個人的なアドバイスとしては、

①とにかく症状が悪化する前にPPPDと診断できそうな病院にかかる。

私は日本めまい平衡医学会に認定されている『めまい相談医』のいる耳鼻科にかかり、

ようやく「PPPD」という診断を得ることができました。

めまい相談医一覧⇒https://www.memai.jp/list/


PPPDと確定したらSSRIを処方してくれる神経内科や心療内科にかかる。

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、主にセロトニンの働きを強める抗うつ剤で、

PPPDに有効とされています。

  • ルボックス、デプロメール(フルボキサミン)
  • パキシル(パロキセチン)
  • ジェイゾロフト(セルトラリン)
  • レクサプロ(エスシタロプラム)

  • 上記が日本で扱われているSSRIの名前です。

    私はレクサプロ5mgから始め1週間スパンで10mg、15mgと増量していきました。

    副作用の出やすや他の薬との飲み合わせで合う合わないの個人差があると思います。

    主治医としっかり相談した上で服用することをおすすめします。いや、そうすべきです。

    ※SSRIが合わない方はSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)を服用する方法もあります。

    SSRIは効果が出るまで1~2週間かかるのでそれまでの「つなぎ」として抗不安薬を出してもらう。

    私が現在飲んでいる抗不安薬は「ワイパックス・ユーパン(ロラゼパム)」「リーゼ(クロチアゼパム)」という

    ベンゾジアゼピン系に分類されるもので、これらは脳の活動を緩めることで不安や緊張を和らげる、といった感じの薬です。

    私は、この通称ベンゾ系の薬の服用に対して非常に強い抵抗感がありました。

    極力使いたくない、そう思っていました。

    その理由としては、このベンゾ系の特性として、連用することで

    薬なしではいられなくなってしまう「依存性」、

    同じ量でも効き目が弱くなってしまう「耐性」が生じてしまうからです。

    なので、毎日の服用は避けたかった……。

    しかし、現状精神を立て直すためにはそれらの力を借りざるを得ませんでした。

    最近になって、レクサプロが効いてきたのか、午前中リーゼを飲まずに過ごせる時間長くなり、

    また夕方の分を3/4ですが減らすことが出来てきています。

    長期服用を考えた場合は、SSRIの方がそういったリスクが多分ない(※もちろん減薬・断薬時に離脱症状は出ると思います)ので

    もし、病状がまだ軽度でしたら、早めにSSRIの服用をして、苦しいときだけ頓服薬としてベンゾ系を使うという

    飲み方が理想的なのではないかと思います。


    私は上記の方法で病状を緩和させることができました。

    ※あくまで参考程度にとどめて下さい。

    それから日常生活についてですが、

    ①不安感・恐怖心があるなら無理に運動しなくていい。

    適度な運動であれば、むしろ良いのですが、歩いたり、動くことで

    症状が悪化し、不安や恐怖感を抱いてしまうような状態であれば、

    無理をする必要はないと私は思っています。

    実際、一時期は布団の上で寝たきりで、風呂とトイレと食事以外は

    ほとんど動かないという状態でした。

    軽度であったり、すでに薬による治療を進めており、

    更に精神的にゆとりがあり、運動が病状の悪化につながらない状態であれば、大丈夫だと思います。

    しかし、無理は禁物だと私自身は強く感じました。

    頑張って毎日40分ほどウォーキングをしていたのですが、だんだん揺れがひどくなり

    帰宅して洗面所に行ったりする際に、平衡感覚がひどく感じ、不安を覚えることが多々ありました。

    しかし、何もしないのも精神的に良くないので、めまいのリハビリをすることをおすすめします。

    『めまい・平衡障害のリハビリテーション』⇒https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/123/5/123_307/_pdf


    ②余裕があれば症状が紛れるような「楽しいと思えること」を行う。

    とにかく一日中付きまとう症状を紛らわすことが必要で、

    私は、1000ピースのジグゾーパズルをやったり、Switchで遊んだり、アナログで絵を描いたり、 マッサージに行ったり、母親と車で遠出して美味しいスイーツを食べたり、

    そういった楽しめる、またはリラックスできる時間を毎日設けていました。

    今、こうしてノートパソコンで文章を書いていることも、その一つです。

    ※これに関しても上記項目と同じで、無理は禁物です。

    「楽しい」「集中できる」「心地よい」「これをやっている方が症状が紛れる」

    そんな精神状態を維持できればとても良いと思います。

    最後に

    PPPDは特効薬がないし、専門医も少なく、治療も長期間に渡るため

    常に不安が付きまとうと思います。

    私はまだ完治に至っていませんが、絶望的な状況から脱することができました。

    そして、少しずつですが症状は緩和していっています。

    心が折れそうになることもあると思いますが、お互いに無理せずゆっくり歩んでいきましょう。

    ここまでご拝読下さり誠にありがとうございました。

    2021年5月28日

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